既存のものをリフォームして猫フレンドリーなソファーを作る

前の家で作ったソファー↓がボロボロになってきました。

仕方ないですね。今からちょうど10年前に作ったものです。
まあ、ボロボロにした犯人は、うちの女王様↓です。

10年前は、自分がまさか猫を飼うなんて想像もしてませんでしたからね。

女王様はこのソファーの上でお昼寝し、寝起きに必ず布のかかった部分で爪とぎをなさいます。

クッションなんかは作り直すのも簡単ですが、布を貼り付けたソファー本体はズタボロ街道一直線です。

家もだんだんきれいになってきているし、ソファーのボロさに我慢ならなくなってきました。

 
そこで猫フレンドリーといいますか、猫レジスタンスといいましょうか
そのようなソファーを作ってみようと思います。

さっそく設計図↓を書きました。

これを設計図と呼んでよいものか(笑)。

今回のソファー製作に当たっての条件は

1. 猫にバリバリされにくい
2. 下をお掃除ロボットが通れる
3. おっさんが足を伸ばして昼寝できる大きさ
4. 軽い
5. 安い
6. 使える材料は再利用

以上です。

材木は2×3を使用します。

2×3は柔らかいので、本当はオークやメープルなどを使った方がいいのかもしれません。

 

でもうちの猫は材木部分で爪とぎをしない。

爪とぎするのはファブリック部分だけなので、加工が簡単かつ値段の安い2×3を使用しました。

 

フラッシュ構造にするための溝をトリマーで彫ります。

フラッシュ構造にするのは、「安い」と「軽い」の条件を満たすためです。

切り刻んだ材木を組み立てていきます。
↓これは手すりの部分ですね。
1/4インチの厚さの合板を組み込んでいます。

↓このような新兵器を買ってみましてね。

額縁なんか作るのにも便利そうですよ。

正直言うとこの器具、このソファー作りのときに使ってみただけで、その後使用したことがありません。

ビスケットカッターを買ったので、もっぱらそっちを使っています。

そんなに有能な器具でもないというのが私の感想です。

 

↓背もたれの部分。角度をつけてます。
この角度は結構考えました。
リラックスできる最適な角度ってあると思うので。

 

見えない所はテキトーな端材を使用。

ある程度まで組み立てたパーツにオイルステインとポリウレタンを塗ります。

ここまでは作業部屋にしている未仕上げのベッドルームで組み上げ、仕上げはリビングでします。

結構巨大な家具、ソファーやベッドは現場で組み上げるのが鉄則です。

とにかく「軽い作り」にこだわったので、こんな大きなパーツも一人で楽勝に運べます。

コメント

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    タビちゃんのお姿も嬉しいですし
    次に新しく作るソファもまためちゃ楽しみです!

  2. マルマル より:

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    大改造も楽しみですが、家具作りも目茶目茶、楽しみです。ラフな設計図がどのように変身?するのか、ワクワク!

  3. brook より:

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    タビちゃんはシャミおが可愛がりすぎたためか、とんでもなく要求の多いワガママ娘になってしまいましたよ。
    このソファはそのワガママ娘に「こらっ」て言わないで済むように作っているのです。
    もうすっかり猫中心の暮らしです……。

  4. brook より:

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    私、家具作りの方が好きなんですよ。
    自分で作った家具だと、リメイクにためらいもないのが良いです。
    ゴミも出ません(笑)。

    設計図は年々書くのが面倒になってきております。
    頭の中にあるので、別に書かなくていいや、ってなもんです。