5年前に息子に作ったクローゼットの中のタンス↓。
これを新居に持っていきたいと言うのですが、奥行きが深すぎるんですよね。
なので一度バラして奥行きを変え、組み直そうと思います。
バラします、バラします。
側面の板をテーブルソーでカット。
引き出しレールも短いものに付け直しました。
組み直していきます。
引き出しもバラして側面をカット。
組み直してレールをつけ、収めていきます。
完成。
新居に持って行って、玄関横のクローゼットに置いてみました。
ここでむずかしい顔をする息子。
あたしゃ言われた通りに作りましたけど?
思っていたより高さがあり、アウターやシャツの裾がタンスに擦れてしまう。
それがどうにも嫌らしい。
嫌は嫌だが、自分の発注ミスなのでうーぬうーぬと困っている。
はいはいはいはい。
作り直して差し上げますよ。
これが最後の家具作りですから。
これが終わったら母ちゃんは大工道具を売っ払ってしまう予定です。
4段を3段にしました。
これでどうですか。
コメント
お客様、わかる、わかりますよ。裾が擦れるの。ウチは、こういうもんだとほっといていました。オーダーメイドができるお母さんがいるって幸せ。すぐ作り直せるのも、なんかもう、すごい。自分が無神経な生活してると感じました。物を作るって、どんな物作るかって、美意識とか思いやりなんですね。息子様へのプレゼントは最後ですか?本当に素晴らしいですね。お疲れ様でした。
これで最後なんです。
いま大工道具をせっせと売りさばいている最中なので、「あっ、そういえば……」なんて追加発注されても、もう道具がありません。
寂しくて心の中を北風がビュービュー吹いています。