ランドリー&パントリー工事、前回の続きです。
もともとの床の状態はひどいものだった
次は床なのですが、このへんの床は↓こんなザマです。
オリジナルの板張りの部分。
その上にタール紙、さらにビニールタイル。
その上に合版、さらにリノリウム。
その上にセメント。
それらが様々な高さで様々な残り方をしている有様です。
それらを全部引っ剝がしてしまえばハナシは簡単だとお思いでしょうが、つながってるリビング地域に絶妙なワケワカラン続き方でレベルが取ってあり
悩みに悩んだ末、フカフカしてる部分だけ剥がして、上からレベルセメントを流すことにしました。
セメントを流す下準備として、板の継ぎ目にはコークを塗り、壁と床の隙間には発泡フォームを吹き付けます。
隙間からセメントが流れ落ちてしまわないためです。
発泡フォームは乾いたら余分をナイフで切り落としておきます。
セルフレベルセメントでレベルをとる
↑左側のがセルフレベルセメントです。
一袋50パウンド。腰の悪いオバさんに何するねん。
プライマーを塗った後、3袋水と混ぜて流してみましたが、足りません。
もう2袋買ってきて、どうにかこうにか床は平らになりました。
床の下地としてこれでいいのかどうか、分かりませんが。
やってしまったからにはこれでいく。
フローリング材はエンジニアハードウッド
床はウッドフローリングにします。資材を発注しました。
ネットでフリーサンプルを5つ送ってもらって、その一つに決めオーダーしたもの。
フローリングは「フローティング」工法にしたかったのです。
「フローティング」工法は、サブフロアに床材を固定しません。
床面に糊付けも、釘打ちもステイプルも使わないで、いわばサブフロアに「のっかっている」だけです。
「フローティング」施工できる床材の中から、値段、色、材質、厚さなどを考えて、エンジニアハードウッドのバーチを選んでみました。
1スクエアフィート2.39ドル。
ペンキの色とかもそうですけど、こういうものを決めるのにあまり迷いません。
結構ぱっぱっと決めていきます。
イメージと違ってたな、ということもたまにありますが、まあいいや って感じであまり後悔もしないです。
写真に写っているのはその一部でして、全部で98パッケージあります。
デリバリーはドライブウェイに降ろしてくれるだけなので
一つずつ自力で屋内に運ばなくてはなりません。
1個が結構重いのです……。
そこで猫と昼寝していたシャミおを呼んで(お約束)、運搬を手伝ってもらいました。
ほとんどをガレージに入れたんですけどね。
老体には本当にキツイ仕事でした。
もう体中ガタガタです。
その他の細かい下準備としては、ドア周りのモールディングの下を、床とアンダーレイメント分、切り取っておきました。
Oscillating Sawのロックウェル君が大活躍です。