コンクリートカウンタートップの設置

ベースキャビネットの上にカウンタートップを設置するのですが、ここはコンクリートを使ってみようと思います。
いま流行っていますからね。
自分でやってみたくてしょうがないのです。

コンクリート製カウンタートップを作る方法は大まかに二通りあり、一つは下地に合板を貼り直接コンクリートを薄く伸ばしていく方法。
もう一つは型枠を作ってコンクリートを流し固め一枚板にしてカウンターに乗っける方法。

私は後者でやってみます。
現場でコンクリートを塗る方法だとあたり一面汚しそうだし、天然石のような感じのカウンタートップにしたいからです。

型枠づくり

まず、型枠を作るために木切れを使ってテンプレートを作ります。

テンプレートを元に型枠を作りました。
型枠の立ち上がりの隙間にはコークを塗って、コンクリートが隙間から漏れ出さないようにします。

ひび割れを防ぐためのチキンワイヤーを用意しておきます。
家にあった目の細かいチキンワイヤーを使ったので、後でどえらい目にあいました……。

コンクリートミックスについて

カウンタートップ専用のコンクリートミックスなるものもあるのですが、うちの近所で売ってるところがおまへん。
そこでごく普通のコンクリートミックスを使うことにしました。
これも後でどえらい目にあう原因となりました。

これは50パウンド(23キロ)の袋です。
この袋を二つ買いました。

だいたいコンクリートミックスって80パウンド(36キロ)のものが一般的です。
10年前にはこの80パウンドの袋を一人で持ちあがけてレジに持って行って会計し、車に乗せ車から下ろし……なんてこともできたのですがね。
腰をいわした今となっては1ミリだって動かせません。
それどころか50パウンドの袋さえ持ち上げられない。

猫と昼寝を決め込んでいたシャミおから猫をはぎ取り、運び屋の仕事をやってもらいました。

コンクリート投入

コンクリートミックスと水を混ぜて練っていくのですが、ちょっと黒っぽくしたいのでセメントカラーを入れます。
↓このブランドのチャコールを買いました。

さあここからコンクリートをかき混ぜて型枠に流し込むという作業です。
写真が一切ありません。
一人でやってるもんで、ちんたら写真なんか撮ってたらコンクリート固まっちゃいますからね。

前エントリーで「どえらい目」と書いたのは。

コンクリートミックスっていうのはセメントと砂利が混ぜ合わさったものなのですが、思ってたより砂利が大きかった!
補強用に入れたチキンワイヤーよりも大きな小石がゴロゴロで、砂利が下に沈んでいかず、中に空気層ができてしまったのです。

空気が入ると、確実にコンクリートが割れてしまいます。

そこで必死のパッチでコンクリートの中から小石を取り出し、追加でかき混ぜるコンクリートはチキンワイヤーでふるいにかけたりと、もう時間と勝負ですからヘラなんか使ってられず「手」ですよ、「手」。
結構な歳のオバさんが、素敵な奥様のはずなのに、いまだに手でコンクリートこねとるわけです。

コンクリートじゃなくモルタルにしときゃよかったのかな……などと後悔しつつ、なんとか流し終わりました。

砂利問題のせいで、表面がなめらかにできておりません。
精一杯頑張った状態です。

ビニールシートをかぶせて3日ほど置きます。
コンクリートはじっくり乾かすのがコツです(割れにくくなる)。
ちなみに、タイルの目地なんかもときどき霧吹きで水をかけたりしながら乾かすと強度が出ます。

サンディングとシーラー

3〜4日後、サンディングして表面をなめらかにします。
グリッドの少ないサンドペーパーから、私はグリッド30→60→80→120の順でかけていきました。

サンディング後は、シーラーとコンクリート用のワックスを塗っておきます。

コンクリートのカウンタートップって、シミがつきやすいし欠けやすいし、中に水は浸みてっちゃうし、お手入れはなかなか大変です。
ここは水周り、クックトップ周りではないのですが、シミとかついたら嫌なのでシーラーは二度塗りしておきました。

現場に設置

現場に設置↓。

砂利で苦労しましたけども、砂利のツブツブが天然石のような模様になって、なんだか思ってたよりカッコイイ。

非常に苦労しましたが結果オーライとなりました。

コンクリートカウンタートップのDIYは、天然石やクォーツなどに比べて1/50の値段でできてしまいます。
それにいま「インダストリアル」とか「男前インテリア」とか流行ってますからね。
コンクリートってそのど真ん中をいく素材だと思います。

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コメント

  1. マルマル より:

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    我が家のパソコンが5年の短い生涯を終え、新しいパソコンでやっと復活したら、師匠のブログを一気読み出来て、パソコン壊れるのも悪くないか、と思ってしまうほど、幸福感が半端無いです。
    コンクリのカウンター、日本でも流行っています。
    「男前キッチン」素敵です。

  2. setumo より:

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    時間との戦いとはいえ、凄い決断です。手荒れ大丈夫でしょうか。手袋されていました?
    漆喰作業のとき(手でこねはしませんでしたが)爪の周りとかあっ!と言う間にヤバくなりました。ただ道具を洗ってるだけなのに。。
    そして袋の重いこと。20Kgありましたが未だどう乗り切ったか記憶にありません。
    こねた漆喰を足場の上に運ぶ恐ろしい作業が思い出されます。

    手間暇かけた素晴らしい作業、本当にすばらしい!

  3. brook より:

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    コンクリは日本でも流行っているのですね。
    世のDIY奥様方も手でコンクリこねているのでしょーか。
    「男前インテリア」っていうのがどういうものなのか、もひとつ理解できてない気がするのですが、硬質な素材を使うってことですかね?
    うちのインテリアは「エクレティック」ってやつだと思います、たぶん。

  4. brook より:

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    手袋、一応してましたけど、最後の方は素手ですよ、素手。
    素敵な奥様のおててはボロボロです。

    でもこれでコンクリのカウンタートップの扱いは分かりました。
    もう二度と自分でキッチン作ることはないと思いますが、もし機会があれば迷うことなく作業できると思います。

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