ガーデンデザインの変更

庭のビフォア状態

この家に引っ越してきた6年前、バックヤードはまったく何の手入れもされてない状態でした。
土は粘土質で、ペンペン草もはえないガッチリ質。
そしてビール瓶のカケラとおぼしきガラスと猫と落とし物だらけの、殺伐たる眺めでありました。

最初に「こうしたい」と思ってたデザインがコレ。
ひろびろアオアオとした芝生に憧れたんですね。

左奥にはアーチを作ってバラをからませよう。
花を植え、ブルーベリーやラズベリーも育てよう。
そんなドリームガーデン。

まず、土を掘り起こし砂を入れ堆肥を大量にすき込み、土壌改良をしました。
芝の種をまいて芝生にしました。
たくさんの苗を育て、植え込みました。

一応デザイン通りに完成はしたんです。
こんなふうに。

でもいろいろと不都合が出てきて、去年の秋、デザインを替え、新たな庭に作り替えることにしました。

新しいデザインがコレ。

変えたいと思ったところは、

1. 芝生のエッジの処理が作業的に大変なので、トリマーでカットしなくていいようなエッジ処理の庭にしたい。
2. 縦長の面積を分断して、奥行きを感じさせるデザインにしたい。
3. 猫対策のため芝生の面積を減らして石を入れる。
4. 花壇の手入れのしやすいデザインに。
5. シンメトリーに!(シンメトリー大好き人間)

そんなわけで昨秋から半年がかりで土木工事やってたんですけど、その工事の様子を少しずつ載せてみたいと思います。

芝生の面積を少なくする

広々とした芝生に憧れて作った最初のガーデン。
エッジの処理をしなかったので、芝刈りが手間でした。
普通に芝刈りした後、電動トリマーではじっこを刈り込まなきゃならない。
春から夏にかけての成長期は週に2回は芝を刈りますから、いい加減うんざりしてきました。

それと、うちの近所の猫が芝生の上にウンコするんです。
猫なら猫らしく、砂の上でしろ!
飼い主んちの庭でしろ! ギャオーン。

芝生の上でのんびりどころか、猫のウンコにおびえて芝に入らなきゃならない。
芝生をなくしてしまうのは寂しいから、面積を少なくすることに。

芝生の周囲はレンガを3重に並べて、トリマーを使わずに芝刈り機だけで仕事が終わるようにエッジングします。

ガーデンのリノベーションで一番最初にやったのが、芝生のサークルの位置を決め、エッジングしていく作業。
芝じゃなかった場所には、芝を移植します。
結構な肉体労働です。

クレージーペービング

まずは芝をひっぺがします。

石は、前のデザインのペーブメントにしていたとこのを、1枚1枚、ゆっくりと回転させながら移動させる。

この石はすっっっっごく重いです。
大きいのだと50~60キロぐらいあるかも。
あんまり大変なのはシャミおに手伝ってもらおうと思ってたけど、結局自分で全部やりました。

石の厚みが均一でないので、1枚1枚置いちゃーどかして土を掘り、置いちゃーどかして土を掘り、をくり返す。
排水口に向けてなだらかな傾斜になるように気をつけつつ、石を並べていく。

腰をイワしてしまわないように注意しながら、何日もかけて作業を進めました。
やがて上腕部のうしろ側の筋肉にビシッとスジが入るようになった。
ここはフツー、二の腕のたるみがフリソデのようにそよそよする場所なのですね。
こんなところの筋肉にスジが入ってる女って、滅多にいるもんじゃーありません。
肉体のオヤジ化は進みます。

石を敷き終わったら、1週間ほど放置して収まりをよくし、石と石の間(タイルでいう目地の部分)にモルタルを詰めました。

アーチのリロケーション

フィリスバイドというつるバラをからませたアーチ。
このアーチも、デッキとフェンスをつくった余りの材木でこしらえたものです。

アーチというより、ベンチですね。
前のデザインの庭では、左奥に設置していました。

新しいデザインでは、このアーチを中央奥に配置がえします。
シンメトリーのフォーカルポイントとして使うアイデア。
南向きの庭なので、フェンス近くは日当たりがイマイチで、植物が育ちにくい。
お日様の光が十分届くフェンス上の方なら、日当たりを好むバラにちょうどいいんじゃないかと思ったのです。

このアーチは背が高すぎました。
足元をセメントで固めているので、手ノコで4本の足を切断することに。

切断して背が低くなった分、ベンチの位置を高くしてやらねばなりません。
アーチからベンチの部分だけ解体して、新しく付けかえました。

セメントをこねて

アーチの足元に置いたコンクリブロックに流し込みました。

家の中はもちろんですけど、庭もレベル(って、日本語で何て言うんでしたっけ……うー思い出せない)が大切なんですね。
樹木が成長して一部地面が盛り上がってきたりしますから、2~3年おきに微調整が必要なのかもしれない、と思ったりします。

アーチなんかのガーデンストラクチャーは、建造物の強度をあまりとやかく言われないで済むので、気楽っちゃ気楽です。
やってて楽しい仕事です。

パティオスストーン

石の足りない部分は元々のパティオストーンと同じものをオーダーして敷き詰めるのが一番美しいに決まってます。
Home Depot でもLowe’sでも、スペシャルオーダーで取り寄せてくれます。

でもなー。
3週間ぐらい待たなくちゃならないし。
デリバリーの日、配達人を一日中待たなくちゃならない。
まとまったゼニが必要だし……。

私は最後のツメがなあなあになる性格なのですね。
そういうのを考えるのも面倒なので、残りはLowe’sに売ってるコンクリートパティオストーンを自分で運んで敷き詰めることにした。

うちの車はセダンタイプの乗用車。
一度にトランクに載せられるコンクリートパティオストーンは16枚が限度です。
チマチマと16枚ずつ買ってきては、レベルに気を配りながり敷き詰めていきました。

もちろんメチャ重です、コンクリートパティオストーン。

まず、Lowe’s の陳列棚からカートに16枚のせる。
カートから車にのせる。
車から家の前に降ろす。
家の前からバックヤードに運ぶ。

この作業を、8回ぐらい繰り返したでしょうか。
もうバリバリに筋肉ついたっちゅうねん。

写真は去年の秋、筋肉質になった当時のもの。
枯葉のお掃除をしながら、毎日汗を流していたのでした。

自前のコンポスト作り

石を一通り敷き終わりました。
真冬になって土が凍ってしまう前に、畑予定地に穴を掘って、落ち葉や生ゴミを埋め込みました。

穴掘りは子供が喜んでやってくれました。

春にはミミズや微生物のお陰で、リッチな堆肥となっていることでしょう。

堆肥もいつもはコンポストビンを使って自分でつくっています。

コンポストビンはニューヨーク市衛生局のリサイクルプログラムの一環として、20ドル(市価の1/4)で市民に販売していたのを買ってきたものです。
このプログラムでは、サンクスギビングのカボチャやクリスマスツリーを回収して作ったコンポストを、タダで持ち帰ることもできます。

一応、家でつくる野菜はオーガニックにしたいワタクシ。

現在の庭

土木工事と、バラや宿根草などの移転が終わった現在の庭です。

もういっちょ。デッキからみたところ。

現在の庭2

たとえカンペキなデザインで植え込みが終わっても、庭らしい姿になるには3年かかりますね。
つるバラなんか、カッチリコッチリ3年かかります。
移転したアーチがすばらしい眺めになるまで、しばらく我慢です。

いっぺんに植物を植えてしまわないで、ボチボチと考えながらやっていきたいと思ってます。

コテージガーデンにも憧れるんですが、私はこうキッチリと、弁当なんかもそうなんですが、仕切りのあるものが居心地がいいんですね(笑)。
だからこんなことになっております。

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