息子のベッドは、引越しのドサクサで買った安物のバンクベッドです。
それがあちこちグラグラしているのを直すついでに、ヘッドボードを作ってみることにしました。
土台となる木枠フレームは余った材料を使用
まずは、以前工事の床板に使った余りの合板をカットします。
厚さは結構薄いです。15/32インチとか。
この薄っぺらい合板では心元ないので、厚みを出すために板を足していくのですが、そのへんに転がっている材木をバンクベッドの脚と同じ厚さにテーブルソーでスライスします。
正直に言いましょう。
「そのへんに転がっている材木」とは、3階トイレの梱包に使われていた棒切れです。
しっかりしてて曲がってもいなかったのでね。使えるものは何でも使います。
板きれを合板にビスでくっつけました。
板きれを足したのは、合板の周囲をぐるりと、脚になる部分ですね。
これで本体の材木部分は完成です。
ポリエステルのシート綿と布を貼る
脚元のところだけオイルステインで色を付けました。
脚元ほとんど見えないんですけども、念のために。
オイルステインのあとはポリウレタンを塗っておきました。
ポリウレタンて、「ニス」みたいなもんです。
次はベニヤ板の周辺から1インチ内側のところに来るサイズで、厚さ2インチ(5センチぐらい)のウレタンフォームをスプレー糊でくっつけます。
ウレタンフォームの淵ギリギリのところを、ステイプラー(タッカー)で留め付けていきます。
その上から、ポリエステルのシート綿でぐるりとくるみ、裏面でステイプラー(タッカー)で留め付ける。
シート綿を二段階に分けて貼ることで、ふっくらとした感じになります。
さらに布で包み、裏面でステイプラー(タッカー)で留め付け。布は薄手のインディゴコットンにしました。
裏はこのままです。壁にくっつけて見えないので。
気になる人は裏面に布を縫い付けてもいいかと思いますが、私はやりませんでした。
ひっくり返して、太鼓鋲を打って出来上がり。
完成はこんな感じ
なんだかあっさりと完成しました。ラグスクリューでベッドに固定しました。
DIYって、こんなに簡単でいいのかしら……。
息子不在中に勝手に作って勝手に設置しましたゆえ、久々に自宅に戻った息子が「ぎゃっ」て驚いてましたけども。
「こんなの俺の趣味じゃねえ!」と拒否られる恐れもありましたが、気に入っていただけたようです。
こういうインテリア装飾系のDIYはすぐ手軽に作れるしお金もほとんどかからないから楽しいですね。
コメント
SECRET: 0
PASS:
はじめまして!
福岡県に住んでいるチョコミントと言います
いとも簡単にDIYされていらっしゃる様子を
拝見させて頂いて驚いています。
DIYスキルがかなり高めでいらっしゃるのですね!
(まだほんの少ししか過去記事を見ていないのですが・・)
↓の TVのヒロミのDIY放映の件ですが、
電気工事や給水配管工事のやり方は、
自分も同じDIYerとしては興味はあるものの
電気工事も配管工事も法や条例違反になる関係で
専門業者に工事を任せる事になってしまうので
カットせざるを得ないのではないかな~
ところで、
米国ではDIYで電気工事や給水配管工事を
無免許者がする事は可能なのでしょうか?
(そのへんは寛大?)
SECRET: 0
PASS:
コメントありがとうございます。
毎日コツコツと家を直しています。
DIYの電気工事や配管工事のレギュレーションは、自治体によって違います。
私は、自治体の建築コードを遵守し安全確実な仕事をすればいいのだと解釈しています。
と言いますか、壁をめくるごとに違法工事を発見し、それをせっせと直しているような状況です。
ライセンスを持った職人が、きっちり仕事をするとは限りません(怒)。
SECRET: 0
PASS:
サクサクっと簡単そうに、作られていらっしゃいますが、相変わらずの素敵な仕上がり。インディゴコットンと太鼓鋲の組み合わせも、キラリと光るセンスに、脱帽です、師匠!!
SECRET: 0
PASS:
これね、本当に簡単なんですよ。
ビス頭の処理をしなくていいし、布は縫わなくてもいいし
タッカー止めた後もほったらかしでも見えないし。
テキトーの集大成です。
半日ぐらいでできてしまいましたよ。
マルマルさん、いつも褒めてくださってありがとうございます。
しみじみと嬉しいです。