タイルふうビニールシートが張ってあった玄関の床。
ここはスレートという石を張るつもりでした。
スレートって、アメリカ東海岸の崖なんかみれば全部スレート、ってぐらいありふれた石です。
値段もそんなに高くないです。
でも、石にしろタイルにしろ、それを張るとなれば玄関のドアを枠ごと加工しなければなりません。
(床の高さが上がるから)
最初はそのつもりでした。
オリジナルの玄関ドアはスチール製の安物なので、木製の頑丈なドアを付けようと思っていました。
そしたら、私が目を付けていたのと同じドアをお隣さんが先に付けてしまいました……。
それで一気に玄関ドア交換のモチベーションが下がってしまい、ドアは当面現状維持でいくことに。
自動的に床に石を張るのも延期して先を急ぐことにしました。
で、床に何を張ることにしたかというと、ビニールタイルです。
ビニールを剥がしたところに、ビニールを張るのです。
おまえアホちゃうか、ってなことです。
ビニールタイルだと高さが出ないので、ドアはそのままでいいからです。
床の下準備
その下準備。
ガタガタした部分にレベルセメントを塗り、平面を出します。↓
ビニールシートを剥がした裏紙なんかが残っておりますが、そんな細かいことは気にすんな!
玄関スペースとリビングの境目にTread(踏み板)を付けるために、ドア枠の下の部分をオシレーティングツール(マルチツール)で切り取ります。↓
市販のTread(踏み板)に幅広のものが売っていなかったので、厚さ1/2インチのオーク材を買ってきて自分で加工しました。
フローリングの厚さが1/2インチ、ビニールタイルの厚さが1/4インチなので、トリマーで斜めに削りました。
写真、分かりにくくてすいません。
それをネイラーでパスパスと床に打ち込んでおります。
ウッドパテを塗って、釘穴と隙間を埋めます。
フローリング材も釘打ちしております。
フローティング加工なので、フワフワと浮いてしまうので。
ビニールタイルを貼る
床の下準備が整ったところで、ビニールタイルを貼っていきます。
スレートストーンふうのものを選んでおります(未練)。
Home Depotで買いました。
裏側がステッカー状になっています。
薄紙をはがして、張り付ける。ただそれだけです。
まあ、配置が不細工にならないよう、工夫はしました。
壁そばのモールディングの部分なんかは、結構細かくカッターナイフで切り刻んでおります。
加工はしやすいですね。
こんなに簡単でええのん? っていうぐらいです。
しかもライフタイムワランティー(生涯補償)。
ビニールタイルとベースモールディングの間をコーキングします。↓
この小さな隙間から寒風がびゅーびゅー入ってきますからね。
虫などの侵入もふせぎます。
手作りTread(踏み板)をサンディングして、オイルステインで着色し、ポリウレタンを2度塗りしました。↓
まあ、相変わらすさら~っと書いておりますが、オイルステインやポリウレタンは乾燥時間が必要なので、こんな小さな面積ですら2日ぐらい時間がかかってしまいます。
コメント
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着実な進捗状況、楽しませていただいています。
まさにこれ!このビニールタイルでうちのひどいキッチン床を上貼りしてやろうかなとかれこれ数ヶ月思案していたところです(で、まだ始めてすらない)。ネット上では大流行りの上、大絶賛の模様ですが、実物いかがでした?
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お久しぶりです。
このビニールタイルはキッチンにはいいでしょうね。
ウォータープルーフだし、拭き掃除も簡単だし。
玄関の床も結構ドロドロになるので、このタイルにして良かったです。
石に替えずに、ずっとこのまま使ってもいいかなー、なんていまは思っています。
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良いですね~。 本当のスレートに見えますね。 ボーダーのステインの色も自然にマッチしていて、流石です。
家はリフォームにあまりかけても元が取れないのですが、ビニールタイルを今のラノリウムの上に貼ってしまおうか、などと…思ってしまってます。
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キッチンの床はラミネートではなくリノリウムでしたか。
あれもねー、はじっこが欠けてしまったりしますもんね。
うちのパントリー(もとキッチン)の床もリノリウムの上にビニールシートが重ねばりしてありましたよ。
やっちゃえやっちゃえ(と囁く。)