玄関の2番目ドアをリメイクする

アメリカの家は「玄関ドア開けてすぐリビング」みたいな作りがほとんどなのですが、私の住む地域は冬が寒いため、玄関ドアが2重になっている家が多いです。

エクステリアドアがあって、foyerなるスペースがあり、2番目のドアを開けてリビングや廊下に通じる、みたいな感じ。

外の寒い空気がモロに室内に流れ込むのを防ぐのと、防犯対策の意味もあるのかも。

その「2番目のドア」をリメイクします。

もともとののっぺりドアをリメイク

↓「2番目のドア」は何の芸もない、いっちゃん安いのっぺりドアがペンキも施されもせず付けられております。

このドアを閉めると少し暗いので、明かり取りのガラスを入れたい。

そこで、2年前にダブルハングの窓を入れたときに取っておいた古い窓のガラスを再利用します。

ガレージに入れっぱにしておいたら、随分とボロボロになってしまっておりますね。

その窓枠を外します。

何が大変って、ガラスの格子テクスチャーに詰め込まれた汚れ取りに時間がかかりました。
水かけてゴシゴシ洗えば良かったかも。

ガラスの大きさに合わせてドアを切り抜きます。

こんな安物ののっぺりドアにもかかわらず、実はそんなに最近のものではなかった。
中身がランバーコアだったんですよ。
どーりで重たかったはずです。
最近のこの手のドアでランバーコアってないですもん。
20年ぐらい前のじゃないかな~。

最近の安もんのドアは中身が発泡スチロールです。
シャミお部屋のクローゼットドアがそうでした。

中身がランバーコアだったおかげで、切り抜いた部分に板をはめ込むなどの下処理をせずにすみました。

ガラスを組み込みペイント、ドアノブの交換

切り抜いた所にクオーターラウンドのモールディングでガラスを挟み込むように取り付けます。

モールディングはネイラーで釘打ち。

全体を白くペイントします。

ドアノブはね~。
1年前にアンティークモールで購入していたノブプレートを付けましたよ。

アンティークなのはプレートだけ。
ノブは新品をアンティークふうにスプレーペイントしたもの。
とりつけるねじ釘も、キンピカにならないようにヘッドだけペイントしました。↓

できあがり。

↓ドア閉めたところ。
明るくなってうれしい。

チープなドアをあんまりごてごて装飾を加えず、シンプルにリメイクしてみました。
昔の職員室みたいな雰囲気?

ドアノブもいずれ「なんちゃってアンティーク」ではなく、本物に取り替えたいな。
てか、家中のドアノブもアンティークプレート&ノブにしたい。

コメント

  1. マルマル より:

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    最近、何かと忙しく、訪問するのも久しぶりでございましたが、着々と進んでおられて、今回は贅沢にも5回分をまとめ読みと言う、贅沢をしてしまいました(幸せ)
    brookさんの美しい加工技術に感動しました。・・にしても、元の施工の適当さは、日本では考えられません。
    後、衝撃だったのが、ドアーの中が発泡スチロール!!我が家のドアーも??これからも、色んな感動と衝撃を、楽しみにしています。

  2. brook より:

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    >元の施工の適当さは、日本では考えられません。

    ですよねー。いい加減な仕事しかしないのにクソ高い工賃をふんだくるのがアメリカの職人の大半です。
    だからワタクシのようなか弱きオバさんががんばっているのです。

    >発泡スチロール
    断熱材が入っていると思えば、多少納得できます、はい。