2階メインバスルーム工事の続きです。
新品の猫足バスタブを自分でペイント
シャミお待望の猫足タブを買いました。
アクリル製です。
猫足の王道はキャストアイアンですが、現場の2階まで持ち上げる自信もなく、築119年の木造骨組みがその重さに耐えうるかどうか心配でもあり、あっさりとアクリル製を選びました。
現物を見ることもしないで、ネットで注文しました。
私そのあたり、割とこだわりのないタイプです。
タブの外側はタイルと同じ黒にペイントするつもりでした。
購入先はカスタムペイントもしてくれるのですが、そのお代が250ドルってアンタ。
自分でペイントすれば色やテクスチャーも細かく選べるし、後々ハゲちょろぴんになったときに同じ色で補修できるし、何より安い!
ペンキ代30ドルほどでできてしまいます。
新品のツルぴかのバスタブを、サンディングマシーンでゴリゴリ削り、アウトドア用のペンキ(プライマーを兼ねたやつ)を2度塗りしました。
オーバーフローの穴をふさぐ
猫足に限らず洋物のバスタブにはオーバーフロー用の穴があいています。
オーバーフローの配管をしておくことが法律で決まっているからなのですが、このバスルームはお湯が溢れ出ても大丈夫なように防水加工しているので、オーバーフロー用の穴を完全にふさいで水深を稼ぎます。
穴ふさぎに使ったのはコレ。
なんかもう売ってないみたいなので、興味のある方はNo-Hole Overflow Faceplateで検索してみてください。
シリコンコーキングで駄目押しすることをお忘れなく。
排水管接続
排水管の加工をしました↓。
オーバーフローをふさいでしまったので、普通の猫足の排水管用式じゃなく、テイルピースを差し込む形にしました。
そんで設置。
自作コースターで高さ調節
シャワーパンの傾斜の都合上1本の足の下に何かをかませる必要があり、どうしようか考えた末、PVCパイプを切ってバスタブと同じペンキを塗り、その中にヘビーデューティー用のシムを詰め込んでシリコンコークで埋め込みました。
市販のコースターでは高さがどんぴしゃりとはいかないため、苦肉の策です。
猫足って可愛いですね!
4年ぶりに自宅で浴槽に体を沈めました。
肩までどっぷり浸かって極楽です。
この気持ち、アメリカにお住いの日本人なら共感していただけるとおもふ。
一般的にアクリルタブはキャストアイアンに保温性で劣ると言われます。
前の家のタブもアクリル製でそのように感じておったのですが、前の家のは埋め込み式のタブ。
猫足をはじめフリースタンディングのバスタブは内側と外側の間に空気層があるためか、びっくりするぐらいお湯が冷めないんですよ。
嬉しい誤算でした。
アルコーブ型のバスタブで肩まで浸かれるタイプは数が限られているけれど、猫足やフリースタンディングタブをウエットルームに置いてオーバーフローを塞げば、この国で簡単に極楽が手に入るのだなと思い知りましたわ。
コメント
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お洒落ですね!
しかもアクリルバスは高級品だし・・
鋳鉄製はサビが発生するし、重いし!
うちのは新築した時に鋳物ホーローバスタブを設置したが
10年も経たたずに底あたりからサビが出始めて
嫌気がさしてしまい 無難なFRPバスタブに交換したが
入った感じもポリバスの方が温かく感じられますよ!
しかも保温材の影響で冷めにくくなったし・・
なので、
キャストアイアンを選ばれなかったのは正解ではないでしょうか!
塗装して色を合わせるという拘りには感心させられますが、
大変だったでしょう!
設置した感じが、なんとも格好いいですねー
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>うちのは新築した時に鋳物ホーローバスタブを設置したが
そうなんですか。すごく参考になります。
キャストアイアンのタブって、もしかしたらアンティーク的な付加価値もあってのことかもしれないと思い始めました。
私の思い込みはアサハカだったのかもしれません。
アクリルバスタブってそんなに高価じゃないです。
むしろごくフツーですかね。
FRPのタブはほとんど出回ってないと思います。
日本ではアクリルタブを高級品と称して悪どい銭もうけをしているのではないかという気がしてきました。