1階パウダールルームのドアは、市場に出回っている中で一番安いものが取り付けられていました。
↑このようなドアです。
フラッシュ構造で、ペイントもなされておらず、表層合板が劣化してささくれています。
普通だったらとっとと捨てるようなガラクタです。
でも今回はこれをリフォームします。
何故かというと、私の望むドアがどこにも売られていないからです。
一から作るよりリフォームの方が簡単だと判断しました。
表層合板のささくれを全部はぎおとし、5カ所をくりぬきました。
フラッシュ構造なので、中はほとんど空洞です。
くりぬいたフチに沿って、木片を詰め込みます。
木片は有り余ってますからね。
木工ボンドをつけてせっせと詰めていきます。
オマエほんまに海外在住か、と疑われるような日本語の新聞を敷いておりますが。
日本の新聞は1枚が大きいので、DIY用に知人からせっせと古新聞をもらっております。
次はささくれ合板をはがした表面に、床用のウッドフィラーを塗りたくります。
ウッドフィラーが乾いたら、くり抜き部分を加工。
1/4インチ合板を、モールディングで挟み込み、ネイラーで釘打ちします。
隙間のあいちゃったところはウッドパテでごまかし、全体にサンダーをかけます。
ペンキ塗り。
白ペンキです。
ドアの完成です。
一番上のくり抜き部分は、窓を交換したときにとっておいた古い窓ガラスを入れました。
アダムスタウンで買って来たドアノブとドアプレートを付けました。
このドアノブはあとでガラス製のに取り替えました。
せっかくのアンティークのドアノブを、トイレなんかに使ったらもったいない、と思って。
それから、これまたアダムスタウンで以前買っていた「人種差別プレート」を付けました。
(ガラス部分が汚くてすんまへん)
「人種差別プレート」はリアルガチのものです。
1934年8月、ジョージア州アトランタ、って書いてある。
ドアを設置した写真↓。
右隣のドアを開けると屋外の駐車場に出ます。
屋外に通じるドアにも明かり取りのガラスがはまっておらず、この当たりは真っ暗だったんです。
なので、トイレのドア上部にガラスを入れたかった。
そのガラス面積が好みのドアがどこにも売ってなかったので、自分で作ってしまったような次第です。
アンティークのプレーテッドグラス、ドアプレート、人種差別プレートと、ドアまわりもなにげにレトロにまとめてみました。
コメント
SECRET: 0
PASS:
うちも中空のやっすいのがトイレのドアですが、この発想はなかったです。中空だから穴開けちゃうわけにはいかんと思ってましたが綺麗に切れるものですね。明かり取り窓は欲しいところですので早速やることリストに追加しました。そして人種差別プレート…うちは無理だ(笑)旦那がDVな人かと思われて来客に通報されますわ。
SECRET: 0
PASS:
うちは家族全員「黄色」ですからねー。
これ見て怒り出すような客もいないでしょう。
フラッシュドアの改造は今回初めてやってみましたが、案外イケます。
まあペイント仕上げ限定ですけども。