バースツールとダイニングチェア

設計図を描いてバースツール

家のリフォームをずっとずっとずーーーーっとやっていると、気持ちがささくれてきます。
ペンキ塗り程度のリフォームじゃないので、工事をしている場所は「現場」そのもの。
いつ終わるともしれぬ肉体労働の日々。

そんなとき。
工事は放っぽっといて、家具などを作っていました。

このバー・スツールは、学校に通いはじめた息子の宿題の面倒をみるために作ったもの。
キッチンカウンターで勉強させようと思い、カウンターの高さに合わせてサイズを決めました。

椅子の下部の横木の位置が1本高いのは、当事は小さかった息子が足を置くのにちょうどいい高さにしたためです。
材質はパイン。
オイルステイン+ハンドラビング・ポリウレタン仕上げ。

脚が4方向に斜めに広がるので、実物大の設計図を書いてからはじめました。
普段はそんな面倒なことはしません。

脚の部分の材木は買いましたが、座部の板はテーブルを作った残りの木れっぱしです。
だから1枚板にならず、2枚を張り合わせています。

家具キットの椅子でダイニングチェア

ダイニングチェア

8人がけのダイニングテーブルを作ったら、椅子が必要なことに気付きました(アホ)。
うちは3人家族なので、最初から8脚もの椅子はいりません。
とりあえず4脚ほど調達しようと思い、ネットをさまよって、自分で組み立てるタイプのアンフィニッシュドの椅子をオーダーしました。

昔学校で使っていたような形で、材質がパインのものを探しました。
2脚で80ドルぐらいだったと思う。
ブラジル産。

組み立てる前に、オイルステインまでの塗装をやっておきます。

パインなどの柔らかい針葉樹にオイルステインを直に塗ると、妙なムラができます。そこで「Pre-Stain Wood Conditionar」というのを下地に縫っておいて、オイルステインを塗ります。

 

オイルステインは、MINWAXのWOOD FINISH Provincial 211を家中に使っています。
床も家具も、全部この色で統一してます。



そして、おっしゃる通りに組み立てて、ハンドラビング・ポリウレタンを塗ります。
これはMINWAXのWipe-On PolyのSatin(つやけし)を使用。
自作の家具にはほとんどこれを使っています。
ウェイトコ・オイルを布に染み込ませてふいたような仕上がりでありながら、ポリウレタン塗装だから、水に強い。

この椅子を作って3年ほど後、あと4脚作ろうと思い、同じネットサイトに言ったら、もう売ってなかった(涙)。

だからうちのダイニングチェアは、いまだに4脚のまんまなのです。

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