IKEAのキャビネットでDIY。一から作ったキッチン 

ここは元々バスルームでした。

壁を除去し、バスタブや洗面台や便器を取り除き、配管の位置を直し、1階からガスラインを引いてきました。
外壁に穴をあけ、換気口を作りました。
電気の配電盤の位置を移動し、配線工事をしました。

6年前の仕事です。
当事はデジカメを持っておらず、記録として写真をとっておこうという余裕もなく、現場の写真が残っていません。

IKEAのキャビネットを自分で組み立てた

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キッチンキャビネットはIKEAのものです。
カウンターはウッドブロック。これもIKEAです。

夫にヘルプしてもらい、大量のキャビネットを組み立て、取り付けました。
夫は大工仕事の才能はほんのわずかしかなく、完全なる「お手伝いさん」です。
主に力仕事のときに登場するだけ、ほとんどの仕事は私がやっています。

当事息子は3歳。
ちょろちょろと邪魔ばかりで、怪我させないように見張りながらの作業です。

声が聞こえなくなり アレ? どこいった? と捜しまわったら

こんなところで寝ていた。

記念撮影パチリ。

特にこだわったのは、キャビネットの上のでっぱりでしょうか。
キャビネットの上って、アブラギッシュなほこりがたまる。
それを掃除するのが嫌だったから、ほこりがたまらないようにキャビネットの奥行きに合わせて、壁をでっぱらせてみたのです。

工夫を詰め込んだキッチンカウンター

キッチンカウンターは、IKEAのキッチンキャビネットに似せた手作りです。
ベニヤ板とメラミンボードで作っています 。

キッチンをコの字型にしなかった理由は、

1. スペース的に無理だった
2. グルグル移動する方が便利だと思った

からです。

うちは幅16フィート(4.8メートル)しかないウナギの寝床状タウンハウスで、普通サイズのカウンターを設置すると、ダイニングスペースがせまくなります。
カウンタ-をつくらないオープンキッチンの方が広々としたかもしれないけれども、どうしてもゴミ箱を丸ごと収納するカウンターが欲しかった。

下の段は、生ゴミ、プラスチックとガラスのリサイクル、紙類のリサイクルのゴミ箱になっています。

上中の段はホームベーカリーをスライド式で収納。
ホームベーカリーのピッタリサイズに作っています。
上左のカゴにはビニール袋などをつっこんであります。

流し台をくるっとふりむくと、ゴミ箱。
これは相当便利です。
ゴミ箱って結構邪魔ですから、どこかに収まってくれていると、すごくすっきりします。
すごく幅のせまい小さなカウンターですけども、これは作って本当に良かったと思います。

子供が小さいうちは、カウンターで宿題させたりもしたなー……。

タイルの床、ブリックの壁

キッチンの床はタイルと決めていました。以前の住処の床がフローリングで、掃除がやっかいだからです。

テラコッタにしたいと思ってて、いろいろ考えた末、白っぽいのを選びました。
何せ狭い家なので、明るくて広々見せたいし、汚れが目立つからしばしば掃除する気になるだろうと思って。

下地にワンダーボードというコンクリートボードを貼り、継ぎ目をコ-キング処理して防水し、一枚ずつ貼っていきました。

壁面はレンガにしたかったんです。
「レンガタイル」じゃなくて「レンガ」。

ホームデュポというホームセンターのようなところで、「Brick It!」ていう商品が売られていました。
これは厚さ1/2インチ(1.4センチぐらい)に焼いた本物のレンガで、専用の金属レールと接着剤を使って壁に貼付け、目地を絞り袋でセメント詰めしていくものです。

最近売ってないですけど、「Brick It!」。
それを、ドライウォールの上に直接貼っていきました。

本当はモールディング処理なんかした方がいいんでしょうけど、放置したまま5年が経過。

レンガは油よごれを吸収してくれるので、掃除の必要がありません。
目地のとこなんか黒ずんできますけど、それも味ってもんです。

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