2階メインバスルームの工事の続きです。
バスタブの排水管・水道管・温水菅
バスタブの配管工事をしました。
元々洗面台の配管のあったところを工夫します。
洗面台もバスタブも、排水管は直径1.5インチですから、話は簡単です。
ですがこのあたりはベントが行き当たりばったりの感じになっていて。
矢印のところにAAVベントという、屋外に繋がらないベントがついとるわけです。
すぐそばに屋根まで通じるベント管があるにもかかわらず!
なのできっちりとまっとうなベント管処理を施してみました。
外れていたベント管も新しいクーピングで繋ぎました。
猫足タブの乗るあたりの強度を上げるため、ビームを補強しております。
トラップをつけて、バスタブの排水予定地に立ち上げるの巻↓。
プラミングは排水管が要でして。
温水管、水道管はどうとでもなります。
元は銅管でしたが、PEXで配管し直しました。
混合水栓は3階と同じくハンスグローエにしました。
Box Universal Plusというコネクションボックスは付けやすいし、お湯と水のミックス具合も気に入ったからです。
猫足バスタブには通称テレフォンフォセットというクラシックな水栓が付けられることが多いです。
こんなの↓。
でも、あまりクラシックなりすぎるのは好みじゃないので、シャミおには黙ってハンスグローエをつけときました。
トイレの排水管
トイレの排水管工事ですが。
ぶち壊す前のトイレが謎の位置にあったことをおぼえていらっしゃるでしょうか。
前のオーナーがこのバスルームをリフォームした際、ビームを切ってまでトイレを動かしたくなかったのが原因のようです。
あたしゃアホだからビームを切りましたけどね。
補強入れにくいけど、家が崩れないようにガンガンに補強入れる所存です。
ベント管までの距離が少し伸びましたが、4インチ管なので建築コード的には大丈夫。
洗面台の排水管
↑これは洗面台の排水管。
もともとバスタブのあったところなので、2インチの管が付いています。
洗面台下で1.5インチのものに減管します。
直径の大きなものにするのは問題ですが、減らす分には全然オッケーです。
その他の水道管と温水菅
水道管と温水管をPEXで設置しました。
もともとの配管はほとんど銅管です。
数年前までPEXが許可されていなかったため大概銅管なのですが、より古いとスチール製だったりします。
ここにも一部スチールが使用されています。
↑シャワー・フォセット。
ハンスグローエです。3階とまったく同じものにしました。
配管工事の作業そのものはとても簡単です。
ただ、位置をピシッと決めないと後々どエライことになりますから、位置決めに神経を使います。
なんどもいろんな方向から測って、スタッドの上にくるシートロックやタイルの厚みを計算して、レベルを正確に出すように施工していきます。
もともとの性格がテキトーなので、こういう「ピシッと」とか「正確に」とかいう作業は嫌いです。
それでもシャミおのテキトー加減より100倍マシなんですが。
コメント
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排水管のVU管が白色なんですね
(日本のVU管はグレーのみなので)新鮮に感じられますよ(笑)
>元は銅管でしたが、PEXで配管し直しました。
ポリエチレン管に変更がした方が施工しやすいし
そうした方が何かと良いですよね
(自分も浴室を改装した時にそうしたかったが、
ベタ基礎と立ち上がり壁も生コンで固めてあって
銅管が埋め込まれていたので
そのまま銅管を使用するしかなかったんですよー)
PEX配管されている写真で、
緑の丸いメーターのようなものがコネクションボックスですか?
でも壁の中に内蔵させるとメンテできなくなるように思えるが、
メンテは必要ないのでしょうか?
もしコネクションボックスを取り付けないとしたら、
どういう風になるのですか?
(すみません 自分はコネクションボックスを
取り付けた事がないのでよく解っていないんです)
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いつもコメントありがとうございます。
ここで使用しているコネクションボックスBox Universal Plusはハンスグローエ独自のものです。
これをつけておくと、ハンスグローエのどの機種の混合水栓も設置できるシステムとなっています。
ハンスグローエの混合水栓(というかシャワー用フォセット)を見るとわかっていただけると思うのですが、壁の中に内臓するというわけではないのです。
後でいくらでもアクセス可能です。
普通のシャワー用フォセットの方が後々のアクセスが面倒だと思い、ハンスグローエを採用したようなところもあります。
説明下手なんでね。
うまく伝わっているでしょうか……。
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やっと理解できました!
ハンスグローエ独自の切り替え弁だったのですね!
DIYではTOTOかLIXILばかりで、
ハンスグローエのような高級ブランドは取り付けた
経験がないので、勉強になります
ありがとうございます
そちらの方は今年は特別寒いようなので、
(あまり無理をされず)
気を付けて下さいね
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師匠! 排水のプラミングがよくわかりません(笑)
まず、U字トラップが猫足バスタブの排水ですよね。U字トラップの先は写真ではよくわかりませんが多分T字ですよね。T字の下部分はわかるとして、T字の上部分が2枚の写真ですよね。排水は上から下にしか流れないので、2枚目の写真のエルボで繋いだ部分と黒茶の太いメイン排水パイプを接続した白い配管部分には排水はいっさい流れませんよね?
排水管は繋がないと臭いが発生するので、業者やった「適当ゆきあたりばったり配管」をつなぎなおし、帳尻を合わせるために繋いだのならわかるのですが、他に何か意図があるのですか?
「猫足バスタブ」はすごーぐ楽しみしてます。映画やCM撮影などで、猫足バスタブを見たり触ったりしたことはあるのですが、実際の生活で使ってる人を見るのは初めてです。Brookさん的には「どうせつけるの私だし…」的なことはあるのでしょうが、ここは猫足にこだわったシャミオさんに一票です(笑)
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TOTOの水栓はこちらでは高級ブランドですよ。
混合水栓はメーカーによって設置しやすさに差が出ますね。
ハンスグローエはとても付けやすいです。
今日やっと氷点下から抜け出しました。
チョコミントさんのお住いの地域は暖かいのかな?
いつもありがとうございます。
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>排水管は繋がないと臭いが発生するので、業者がやった「適当ゆきあたりばったり配管」をつなぎなおし、帳尻を合わせるために繋いだ
そうです。他に意図はありません。
黒茶のパイプは写真に写っている部分はすべてドライベントでして、排水は流れません。
ここの天井上は屋根なんです。
>猫足バスタブ
私は日本のような深い浴槽をウエットルームに置く、という形にしようかなと思っていたのです。
まあこういうのは熱の強い方の意見が通りますね。
補強を入れたりと仕事が増えるんですが、頑張ってみようと思います。
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明けましておめでとうございます。
猫足のバスタブ。夢がありますね、シャミオさん。
我が家はいろんな予算の関係で、KALDEWEIのバスタブにstanding bath feetなる足をつけました。
掃除もそんなに大変じゃないので気に入ってます。
壁を開けるといろんなことが見えるんですね。
恐ろしい。
こんなに大規模なリフォームをしたことないので(しかも日本だし)なんですが、アメリカってわりとこんなことが多いのですか?
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あけましておめでとうございます。
>KALDEWEIのバスタブ
検索して値段見て椅子から転げ落ちてしまいました。
うちはアクリル製のタブにするつもりです。
キャストアイアンの猫足を2階まで持ち上げる腰力もないし、家が耐えられるかどうか心配なので。
>アメリカってわりとこんなことが多いのですか?
うーん。どうでしょう。
この現場の惨状って、実はそんなにひどく驚いていないんですよ。
予想通りと言いますか。
シロアリに食われてたり黒カビで真っ黒になってたりしたらややこしいですけど、私みたいなオバさんが対処できる程度のもんですから。
まあ、手を抜けるところは徹底して抜く、という業者はとても多いと思います。
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いやもう、一点豪華主義です。
前に住んでいたアパートはシャワーがなかったので、風呂場だけはみないな変な憧れがありまして。
ご存知のとうり、日本は木造にありがちなカビやらシロアリやらほんとに多い?ので、何かを開けるのは怖いです。
実家も手を入れなきゃなんですが、いくらかかるのかそら恐ろしい限りです。下水道工事で穴を掘った側になんと傾きがでてきまして、中の建具が閉まりません。
正直、見ないことにしたいです。
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日本は地震があるので、壁や床の土台にヒビが入ったりして水漏れ被害が免れないところもあるのかもしれませんね。
うちもめくってない壁の中がどうなっているのか、恐ろしい限りです(特に電気関係)。
一生住むつもりもないのですが、漏電で火事になったりしたら……と考えだすと眠れないので、頭から締め出すのに必死です(笑)。